右足首と右ヒザを負傷…ロケッツのアルペレン・シェングンが残り試合を全休か

3月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツのアルペレン・シェングンが、深刻な右足首捻挫と右ヒザ打撲に苦しんでいると『ESPN』が報じた。

11日に行われたサクラメント・キングス戦の終盤。シェングンはドマンタス・サボニスのダンクをブロックしようと跳ぶも、着地時に右足首を捻ってしまい、倒れた際には右ヒザを痛めていた。

その後、車椅子に乗ってコートを後にしたシェングンは、試合直後にX線検査、翌日にMRI検査を受けた結果、手術の必要はないと判断されたという。そのため、靭帯損傷など最悪の事態こそ回避できたものの、今シーズン中に復帰できるかは微妙。

13日になり、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はシェングンが重度3の右足首捻挫に苦しんでいて、数週間の離脱が見込まれており、おそらくレギュラーシーズン残り試合を全休するだろうと報じている。

キャリア3年目の今シーズン。シェングンは63試合の出場で平均32.5分21.1得点9.3リバウンド5.0アシスト1.2スティールにフィールドゴール成功率53.7パーセントと、自己最高のシーズンを送っていた。

12日を終えた時点で、ロケッツはウェスタン・カンファレンス11位の29勝35敗。プレーイン・トーナメントへ参戦可能な最終枠の10位にいるゴールデンステイト・ウォリアーズ(34勝30敗)とは5.0ゲーム離れていることから、厳しい状況と言わざるを得ない。

なお、ロケッツは13日のサンアントニオ・スパーズ戦で、フレッド・バンブリート、ジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、アメン・トンプソン、ジャバリ・スミスJr.を先発陣として送り込んでいる。

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