都内の企業倒産件数 12カ月連続で100件超 サービス業が全体の32.8%

2月の東京都企業倒産状況が3月6日に発表され、倒産した企業の数が119件で、12カ月連続100件を超えることが分かりました。

帝国データバンクによりますと、東京都の企業で2月、負債が1000万円以上で法的整理による倒産件数は去年の同じ月に比べて24%増の119件でした。2月としては3年ぶりの100件超えとなりますが、通年では12カ月連続倒産件数が100件を超える事になります。

そのうち、業種別で最も多かったのは全体の32.8%を占める「サービス業」でした。また倒産の主な原因として多くあげられたのは、販売の不振や業界の不振などといった不況型の倒産になります。

帝国データバンクは今後、深刻な人手不足やエネルギーコストの上昇に加え、無利子・無担保のいわゆるゼロゼロ融資の返済も相まって、資金調達が追いつかない中小企業の「黒字倒産」も警戒したいとしています。

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