被災地能登を支援 豊島区の中学生が募金活動 去年の修学旅行で能登地方に

能登半島地震の被災地を支援しようと、去年、修学旅行で能登地方を訪れていた豊島区の中学生が池袋駅で募金活動を行いました。

東武東上線・池袋駅の改札付近で能登半島地震の募金を呼び掛けたのは、豊島区立千登世橋中学校の3年生約30人です。

生徒たちは去年7月、修学旅行で能登地方を訪れ、地域の祭りで使われる巨大な灯籠「キリコ」をかつぐ体験などを通じて、能登地方の人たちと交流を深めていました。

そして今年1月、地震の発生を受け、修学旅行の恩返しをしたいと生徒たちが先生と相談し、授業の一環として募金活動を行いました。生徒たちは改札を通る人たちに大きな声で募金を呼びかけ、応じてくれた人たちに何度も感謝の言葉を述べていました。

生徒:「現地の人々もとても親切な方でありまして、私たちも受けた恩恵以上のことを与えられたらなと」「これだけの人たちが石川県に復興を望んでるんだよっていう思いを届けたい」

募金活動は27日にも行われ、寄せられた義援金は、石川県を通じて被災地に贈られます。

© TOKYO MX