斎藤佑樹『news every.』キャスター就任に集まる疑問 夕方ニュースキャスター交代劇続出で“ホラン一強”時代到来か

3月12日、元プロ野球選手の斎藤佑樹氏と、モデル・タレントの桐谷美玲が、3月25日からリニューアルされるニュース番組『news every.』(日本テレビ系)の新キャスターに就任することが発表された。

『news every.』は、番組の“顔”だった藤井貴彦アナがフリーに転身。同局系の夜のニュース番組『news zero』キャスター就任に伴って番組を卒業し、25日からは、同局の鈴江奈々アナと森圭介アナのダブルメインキャスターになる。これに加え、斎藤氏が月曜と火曜、桐谷が水曜と木曜にキャスターとして出演することが発表されたのだ。

『news zero』でキャスター経験のある桐谷には違和感を覚えた人は少ないようだが、斎藤氏といえば『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)でキャスターを務めたことはあるものの、ニュースキャスターは初挑戦だけに、SNSでは疑問の声があがっている。

《ニュース番組で出演者で釣ろうっていう発想自体が違うというか、こういうところがテレビ離れを生んだ原因じゃないかと思ってしまう》

《テレビ局は国民をこんなに舐めてるんだ、という良い例。若者にテレビ離れが起きているのは当たり前。》

《さすがに見る気しないからフジ見ようと 思ったけどイットもリニューアルする からたまったもんじゃない》

2023年9月には、『第19回アジア競技大会 中国・杭州』(TBS系)に「アスリートプレゼンター」の肩書きで登場した斎藤氏。このときも、取材やインタビューの様子が《下手過ぎて見ていて痛々しい》など、SNS上で批判の声が見られた。

とはいえ一部からは、

《佑ちゃんの新しいステージ、おめでとうございます》

《これからのeveryに期待してる。ワクワクしてるよ。》

と、期待の声も寄せられているようで、斎藤氏本人は、それに応えるべく、原稿を正しく読むためのアナウンス技術を猛特訓中だという。

「元日本テレビアナウンサーで、2023年から日テレ学院の学院長を務めている、豊田順子さんから2カ月間、指導を受けています」(芸能記者)

日テレに限らず、4月からは夕方の民放ニュース番組で、キャスターが続々と交代する。

「1月にリニューアルした『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)では、森山みなみアナが森川夕貴アナと交代します。『Live News イット!』(フジテレビ系)は、NHKを退社してフリーになった、青井実アナがキャスターに就任します。

そんななか、TBSの『Nスタ』は現在のホラン千秋、井上貴博アナ、日比麻音子アナの布陣を継続します。藤井アナの『news every.』卒業で、多くの視聴者が『Nスタ』に流れ、夕方のニュースは“ホラン一強”時代がやってくるのでは……などと、一部では言われています。ホランさんの飾らないイメージは、年齢・性別問わず支持されていますから」(同前)

仁義なき視聴率戦争、斎藤氏がハンカチで涙をぬぐうことなどないように願いたい。

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