カズレーザー 夫婦が1つのベッドで眠ると睡眠の質はどうなる?恐ろしい“睡眠時無呼吸”のリスクと予防法を専門家が解説

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が12日に放送された。今回は『新生活が始まるこの季節!爆速で眠れる家と寝室の作り方』というテーマで、睡眠研究の権威である専門家が講義を実施。マヂカルラブリ―・村上の睡眠について調査すると、“シャレにならない”、驚きの結果が飛び出した。

2年前に結婚した村上。村上といとくとら(読み:いくら)さん夫婦は現在同じベッドで寝ているというが、一緒のベッドで眠る場合と、別々のベッドで眠る場合の、どちらがよりよい睡眠につながるのか気になっているという。既婚男女800人を対象に実施された調査によれば、一緒のベッド眠るという夫婦と別々のベッドで眠るという夫婦の割合は、全くの同数で36.8%。夫婦生活における永遠のテーマともいえる問題であるが、専門家によると睡眠の質という点でこの問題、とても重要なのだという。

番組は村上夫婦の協力のもと、検証実験を実施。村上夫婦には脳波計を装着して寝てもらい、通常通り同じベッドで眠った場合と、夫婦別々のベッドで眠った場合の2つのパターンで脳波を計測。結果について、専門家が「(村上の睡眠は)結構深刻な状況」と明かすと、スタジオに緊張が走った。

今回の調査で、村上は中等症以上の睡眠時無呼吸症候群であることが発覚。息の止まる直前には大きなイビキを発し、ピーク時には2分に1回息が止まっていた。また隣に寝ていた妻・いとくとらさんは、睡眠時の呼吸に問題はないようだが、村上の発する大きなイビキや、呼吸しようとする村上の胸やお腹の動きの振動によって何度も目が覚めてしまい、健康体でありながら無呼吸症候群を患っているかのような睡眠になってしまっていたという。

専門家は睡眠時無呼吸症候群が脳卒中や心筋梗塞につながりうる症状であると警鐘を鳴らし、症状を改善させるため、医師の診断を受けたうえで抱き枕などを使って横向きに就寝することなどをアドバイスした。

「正直ベッドを分ける分けない以前の問題」、「番組でかなりの人数の方の睡眠を計らせていただいて、今までで一番最悪」とまで専門家に言われてしまい、そのうえ村上の睡眠が原因で妻の睡眠にも悪影響が及んでいることが判明した。続いて別々のベッドで寝た場合の結果が公開されると、妻・いとくとらさんの睡眠は目に見えて改善したようだが、残念ながら村上の結果はほとんど変化しなかった。専門家によると、村上は睡眠時無呼吸の症状が強すぎて、隣に人がいようがいまいが関係ないとのこと。今回の症状について、村上は全くの無意識だったようで、そこが睡眠時無呼吸症候群の怖いところのだという。

専門家によると夫婦で一緒に眠るべきか否かは、各夫婦の事情によって異なるという。村上夫婦の場合は、今回の調査を見る限り、現状は別々で寝たほうが好ましいことが結果として表れた。

かつて村上と同様、この番組で睡眠時無呼吸症候群であることが判明したジャングルポケット・斉藤慎二は「昔の自分を見ているよう」とコメント。斉藤の場合は、専門家の助言に従い、横向き寝で抱き枕を使用し体重を落とすなどの改善を行うことにより、数か月で変化が現れたという。それを受けカズレーザーからも「睡眠は治し方がわかる。治った人を我々見てますから。治してほしいと思いますね。まだまだ長く村上さんとは我々付き合いたいんで、少しでも長く、元気な姿が見れたら」と励ましの言葉をもらうと、村上は「180歳まで生きるんだ!」と意気込み、スタジオの笑いを誘った。

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