大谷翔平、OP戦2号含む猛打者&打率.579 指揮官賞賛「本当にスペシャル」

○ ドジャース 6 - 4 ジャイアンツ ●
<現地時間3月12日 米フロリダ州グレンデール>

ドジャースの大谷翔平選手(29)が12日(日本時間13日)、ジャイアンツとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回にオープン戦2号2ランを放つなど4打数3安打2打点をマークし、オープン戦打率は.579となった。

一死無走者だった初回の第1打席は痛烈な右前打で出塁。一死一塁だった3回の第2打席も右前打を放ち好機を広げた。無死一塁だった5回の第3打席は空振り三振に倒れたものの、二死一塁だった第4打席は4番手右腕・ループの真ん中付近に入った94マイル(約151キロ)の速球をフルスイング。逆方向へ高々と舞い上がった打球は左翼スタンドに着弾する2ランとなった。

本塁打は2月27日(同28日)のホワイトソックス戦以来、6試合ぶり。この日も4打数3安打2打点と快音を重ね、オープン戦打率は.579、OPSは1.705となった。

ロバーツ監督は試合後、大谷の2号アーチについて「速球を左方向に打てるのはいい兆候。上手く捉えたわけではなかったが、それでもサク越えしたのだから本当にスペシャルなプレーヤーだ」と改めて賞賛。4打席消化したことについては「彼が『もう1打席入りたい』と言ったから。それがいい打席になってよかった」と説明した。

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