創業60周年を迎えたウェッズ、WedsSport ADVAN GR Supraの2024年カラーリングを発表

 レーシングプロジェクトバンドウをサポートする株式会社ウェッズは3月13日、2024年シーズンのスーパーGT GT500クラスへ参戦するTGR TEAM WedsSport BANDOHのマシン、19号車WedsSport ADVAN GR Supraのカラーリングを発表した。伝統のウェッズブルーを基調に、同社の創業60周年を記念するカラーリングとなっている。

 アルミホイールをはじめとするクルマのアフターパーツの開発・販売を手掛けるウェッズは1965年に日宝株式会社として大阪市で創業した。1969年に日本初の純正ホイールにかわるカスタムホイール 『エルスター(Elstar)』の販売を開始し、1973年に現在の社名となった。なお、社名のウェッズ(Weds)は『World Elstar Distributor System』から取られている。

 また、モータースポーツへの参入も早く、1977年に日本初のアルミ鍛造3ピースホイール『レーシングフォージ』を販売すると、マイナーツーリングに参戦。そして1984年に『ウェッズスポーツ』が立ち上がり、モータースポーツに積極的参入を開始した。

 以来、グループA規定の全日本ツーリングカー選手権(JTC)、スーパーツーリング規定の全日本ツーリングカー選手権(JTCC)などを経て、スーパー耐久シリーズ、JGTC全日本GT選手権、そしてスーパーGTに参戦。また、その活動は4輪レースに留まらず、2023年からは2輪のEWC世界耐久選手権に参戦するヨシムラSERT Motulをサポートしている。

 JGTC/スーパーGTでは、1998年よりGT300クラスに参戦するレーシングプロジェクトバンドウをサポート。2011年よりGT500クラスでの挑戦を開始し、2016年と2023年に勝利を飾っている。2024年シーズンも坂東正敬監督の指揮のもと、チーム加入9年目の国本雄資、3年目の阪口晴南が引き続きステアリングを握る。

 そんなウェッズが創業60周年を迎える2024年、19号車WedsSport ADVAN GR Supraのマシンカラーリングは伝統のウェッズブルーを基調としつつ、スピード感を表す鋭いライン構成に、メタリックブルーが配色されたスタイリングに刷新された。また、ウェッズの創業60周年記念ロゴも描かれている。

 ウェッズは「今シーズンこそシリーズチャンピオンを獲得するべく全力で戦います! 皆様からの熱い声援をよろしくお願いします」としている。

WedsSport ADVAN GR Supraの2024年カラーリング(フロントビュー)
WedsSport ADVAN GR Supraの2024年カラーリング(リヤビュー)
WedsSport ADVAN GR Supraの2024年カラーリング(サイドビュー)
WedsSport ADVAN GR Supraの2024年カラーリング(トップビュー)

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