タイガース・前田が古巣ツインズ戦に先発登板 4回無失点で勝利投手に

オープン戦【ツインズ0-1タイガース】@パブリックス・フィールド・アット・ジョーカー・マーチャント・スタジアム

日本時間3月13日、前田健太(タイガース)は昨年まで所属していたツインズを相手に先発登板し、4回65球を投げて被安打1、与四球2、奪三振7で無失点の好投を披露。チームも前田を含む4投手の継投で完封リレーに成功し、2回裏の1点を守り切って1対0で勝利した。前田には勝利投手が記録され、ツインズ先発のジョー・ライアンは4回1失点の好投も敗戦投手となった。

オープン戦3度目の先発登板となった前田は1回表の先頭打者に安打を許したものの、続く打者を三振ゲッツーに切って取ると、以降1本も安打を許さない快投。2回表には四球で出塁したランナーを牽制で刺すなど技術も披露し、3回表には3者連続三振を奪って見せるなどベテランの実力をアピールした。これでオープン戦の成績は3試合9イニングを投げて1勝1敗、防御率2.00、10奪三振と順調な調整ぶりで、新天地でも徐々に信頼を勝ち取っている。

また、タイガースは9回表に登板した期待の若手右腕ジャクソン・ジョーブが102マイル(約164キロ)を記録するなど力強い直球を中心に、1回を2奪三振パーフェクトと鮮烈なオープン戦デビュー登板でセーブを記録。2021年ドラフト全体3位指名の大器が期待通りの成長を見せている。チームは2014年を最後に9年間ポストシーズンの舞台から遠ざかっているが、昨年は若手の台頭もありシーズン負け越しながら地区2位と上昇気配。さらなる若手の活躍に前田らベテランの経験を加え、今季はより明るいシーズンとしたいところだ。

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