イースト5位へ躍進したマジック…就任3年目のジャマール・モーズリーHCが延長契約に合意

3月13日(現地時間12日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、ジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)と4年の延長契約に合意したことを発表し、2027-28シーズンまで契約下へ置くこととなった。

マジックのバスケットボール運営部代表を務めるジェフ・ウェルトマンはリリースのなかで「ジャマールと彼のスタッフは、今シーズンだけでなく、2021年に我々が雇ってからというもの、申し分ない仕事をしてくれています」と評していた。

これまでデンバー・ナゲッツ、クリーブランド・キャバリアーズ、ダラス・マーベリックスでアシスタントコーチ、選手育成コーチを務めてきたモーズリーは、2021-22シーズンからマジックの指揮官へ就任。

初年度こそ22勝60敗でイースタン・カンファレンス最下位に終わるも、昨シーズンはイースト13位の34勝48敗へと順位を上げ、今シーズンは12日を終えた時点でイースト5位の37勝28敗と大躍進している。

ロスターにはパオロ・バンケロ、フランツ・バグナーという魅力的な若手フォワードを中心に、ジェイレン・サグス、コール・アンソニー、ウェンデル・カーターJr.、ギャリー・ハリスらを擁し、オールスターブレイク後もイースト3位の7勝3敗と好調を維持。

もしこのまま順位を落とさずにレギュラーシーズンを終えることができれば、マジックは4シーズンぶりのプレーオフ進出となる。

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