【早出し】親子で味わう、楽しい時間 「チャレンジ広場」でお菓子作り・村山

お菓子作りを体験する親子=村山市戸沢地域市民センター

 村山市子育て支援センター「ぐんぐん」(土屋常義センター長)では、未就園児と保護者を対象に、さまざまな体験をしてもらう事業「チャレンジ広場」を展開している。8日は8組17人が同市の戸沢地域市民センターでお菓子作りに挑戦し、楽しさを共有した。

 チャレンジ広場は月1回のペースで本年度からスタートした事業。今回は市内の菓子店「松月堂布川」の布川淳一さん(72)が講師を務めた。作るのは白玉あんみつとクレープ。

 親子たちは布川さんから「白玉は練り方次第で食感が変わる」「クレープを焼く時は生地を素早く広げて」といったアドバイスに従って作業を進め、途中保育士から別室で子どもを見守ってもらう一方、味見に「おいしい!」と声を上げながら和気あいあいと作り上げた。参加者は「なかなかお菓子を作る時間が取れない」「子どもを見てもらえるのでありがたい」と笑顔で話していた。

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