ハンドキャリーのお土産!オーストラリアのクラフトビールがおいしすぎる!【JBJAChannel】

ビールに愛された皆さまへ。

今回はハンドキャリーで日本に持ち込まれた、海外からのお土産ビールのご紹介です。

オーストラリアのビール

オーストラリアで最初に醸造されたビールは、1796年のシドニーで、ジョン・ボストンにより作られました。それは、現地にて麦芽化されたトウモロコシと、ホップではなくトマトやベリーを用いられて作られた、トウモロコシビールでした。それでも事業的に成功したということですから、ビール(エール)のようなものが、祖国を遠く離れた大英帝国の人々を癒したのかもしれません。
そして時代はめぐり、各地の大手ビールメーカーがその土地(州・都市)のビールファンの心を強く捉えてきた歴史がありました。

1980年代に入ると、オーストラリアのクラフトビールの先駆けといわれるマチルダ・ベイ・ブリューイングが醸造を始めますが、クラフトが本格的に始まったのは2010年から2011年にかけてと言われています。それ以前は、そんなにもクラフトビールが流行していなかったのですが、ここにきて醸造所も急速に増えています。

2023年、オーストラリアのビール市場の収益は約83億米ドルに達しました。オーストラリアのビール市場の収益は増加し、2028年までに約93億米ドルに達すると予想されています。その中に急成長しているクラフトビールが、単なるムーブメントではなく、オーストラリアの大地にしっかりと根付き、広がり続けているのです。

ビール好きにはたまらないお土産

MCである川端ジェーンが、身内がオーストラリアにいるということで、たびたびハンドキャリーのオーストラリアビールを提供してくれています。今回は「THE Craft COLLECTION」という箱に6本の魅力的なオーストラリアのビールが入れられていました。

その中から3本を実際に飲んでご紹介しています。

Better Beer Arvo Ale ベタービール/アルボエール

ベタービアは、オーストラリアのコメディアン、The Inspired Unemployedのマット・フォードとジャック・スティールと、健康志向のニック・コガーとでチームを組んでベター・ビール・カンパニーを設立しました。

クリーム色の地に、グリーンとミントグリーンの、とてもスタイリッシュなデザインの缶です。

Arvoというのはオーストラリアの言葉で「午後」という意味。ゆっくりした午後の時間、4.2%のビールを楽しむのも素敵です。

低アルコールですが、しっかりとホップが効いて、ペールウィートモルトを使用したアルボエールは、ギャラクシーホップとヴィックシークレットホップのトロピカルパッションフルーツと柑橘系のフレーバーがはじけるような飲みやすいパシフィックエールです。

公式サイト Better Beer

KAIJU BEER PLEAZURE KRUZE HAZY PALE ALE カイジュウ・ビール/プレジャー・クルーズ ヘイジーペールエール

ナット・リーブスとカラム・リーブスの兄弟が、2013年に醸造を開始。彼らの最初のビール(Aftermath Double IPA)が大変な評判となり、今もスタイリッシュなビール造りでオーストラリアのクラフトビールをけん引しています。KAIJUは、もちろん怪獣。日本語で「奇妙な生き物」を意味します。モスラやゴジラの好きな私たち日本人にとっても、素敵なセンスですよね!

ラベルに描かれているのは、伝説の群島の沖合に潜むオオダコ。大きな船に戦いを挑んでいるのでしょうか。

爽やかで柔らかな口当たりのホップフレーバーは、グレープフルーツ、レモン、トロピカルフルーツの芳醇なアロマ感じさせます。ヘイジーな明るい黄色で、ほのかな苦味とジューシーな味わいで、さっぱりとして飲みやすいです。

公式サイト

Kaiju! Beer | Craft Beer and Pizza | Huntingdale VIC (kaijubeer.com.au)

COLLOSAL BREWING HOPMOSPHERE コロッサルブリューイング/ホップモスフィア

ワールドビアアワード2023で銀賞を獲得した、実力派のウエストコーストIPAです。

Pinnacle Drinksという、オーストラリアおよび世界中のブランドオーナーと提携しワインやビール、スピリッツなどを流通させる会社が軸となっています。実際に醸造所がどこにあるかというと、サウスウェールズ州ということなのですが、ブルワリーの公式サイトがなかなか見つけられませんでした。

女性の顔が割れて、中には宇宙?なんて不思議なデザインでしょうでも、こういうアーティスティックなところがオーストラリアのクラフトビールっぽくて面白いです。

そして、味わいも間違いありません。原料にマンゴーが入ってる?と疑ってしまうほどの、ホップ樹脂からのトロピカルなアロマが強烈で、厚みのあるボディに苦みもしっかりと感じられます。甘く、コクのある味わいで、アルコール度数が7%なのに、飲みやすく感じられるバランスの良さです。

FACEBOOKのページだけ、何とか見つけられました→Colosalbeerbrewing Facebook

素晴らしいオーストラリアのビールに魅せられて

すっかりオーストラリアのビールの魅力に参ってしまいました。
そして、「やっぱりオーストラリアに一度は行かないと」と決意を固め、「第二回JBJAChannel英語バージョン」を開催しております。

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