最新「住みたい街ランキング」梅田一強、再開発エリアも躍進

『SUUMO住みたい街ランキング2024関西版』を「リクルート」が発表。総合ランキングで「梅田」(地下鉄御堂筋線)が3年連続1位、得点ジャンプアップランキングでもほかの街(駅)を大差で抑えて圧倒的1位となった。

「SUUMO住みたい街ランキング2024関西版」住みたい街(駅)ランキング

同ランキングは関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)在住の20歳~49歳の男女4292人を対象に調査(インターネットによるアンケート形式)。

兵庫県の「西宮北口」を抑えて2022年から3年連続1位となった「梅田」(地下鉄御堂筋線)は、これまで若い世代を中心に人気を集めていたが、今年は40代男性、夫婦のみ世帯でも1位となり、幅広い世代・ライフステージからも支持されるように。

今年のトレンドがわかる「得点ジャンプアップランキング」でも、2位の「大和西大寺」(近鉄奈良線)より2倍以上高いポイントを集めて1位に。今秋うめきたエリアの開業を控え、人気も注目度も「梅田一強」の結果となった。

また同ランキングでは、ほかの再開発エリアも躍進。駅上に高層ビルの建設が予定される大阪府の「十三」(阪急神戸線)が5位、近接する「新大阪」(地下鉄御堂筋線)が4位となり、リニア中央新幹線の全線開業に向けて再開発が進む新大阪駅周辺エリアの注目度の高さが伺える。

また、同時に発表された「住みたい自治体ランキング」では、「住みたい街(駅)ランキング」に対応した駅が並ぶなか、3位に「兵庫県明石市」がランクイン(JR「明石駅」は16位)。子育てを中心とした市民サービスの充実が影響しているようだ。

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