修学旅行で怪奇現象!? 旅館の壁に浮き上がった女の子の影が「段々こちらを向き始め……」

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修学旅行の夜に語られるのは、恋バナや怖い話と相場が決まっている。しかし、修学旅行中に恐怖体験をしたという投稿が寄せられた。

それは、高校の修学旅行で「山口県の日本海沿いにある旅館」に泊まったときのこと。日本海に関係したある歴史が関係しているのではないかと投稿者は振り返った。(文:國伊レン)

ふと壁に目をやると…

投稿者は60代前半の女性で、50年ほど前の話のようだ。当時、女性の学年は全部で6クラスあり、クラスごとに別館に泊まった。女性が部屋に入ると、照明の位置によるものだろうか、「壁に影ができていました」という。そのときは特段気にすることもなかったが、ルームメイト6人で布団の上に輪になってトランプをしていると、異変が起こり始めた。

「ふと壁に目をやると先程の影が段々と黒色と形がはっきりして来ました。形は正座をしていて、髪は昔の若い女の子が結っていた、お団子ヘアみたいな感じで、その影が段々こちらを向き始め……」

それに気づいた1人が大声をあげ「部屋から飛び出して別館中大騒ぎ」になった。しかし、先生が来て部屋に入ったときには壁の影は跡形もなく消えていた、と女性は当時を振り返る。

「あとで聞いた話では、昔源平合戦で日本海に飛び込み亡くなった人が大勢いるとのことでした」

怪奇現象が起こると、その地の歴史に原因があると思いたくなってしまう。この女性はほかにも「幼稚園の頃に、近所の盆踊りに行くとき抜けていった、お墓の脇道で、人魂を見かけた」ことがあり、霊感があるのかもしれない。

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