JR東日本、配信プラットフォーム「TRAIN TV」を立ち上げオリジナル動画コンテンツを放映 / Screens

株式会社ジェイアール東日本企画(以下、jeki)は、2024年4月1日(月)より、首都圏JR主要10路線/ゆりかもめの車両サイネージ(以下、車内モニター)を対象とする新たな番組配信プラットフォーム「TRAIN TV(トレインティーヴィー)」を立ち上げ、「タイパ」「サイレント」をキーワードに、TVクオリティのオリジナル動画コンテンツの放映を開始する。週にのべ8,400万人(jeki調べ)に情報を届けているJR東日本の車内モニターは、広告中心の編成を番組中心へ刷新する。

■「TRAIN TV」概要

毎日利用する電車の中で、“TVクオリティ“のオリジナル番組による、「今だけ ここだけ 電車だけ」の新たな映像体験を提供する。乗客の心を揺さぶる「お笑い」「ドキュメンタリー」や、日々の生活の役に立つ「豆知識・教養」「グルメ」「コスメ」などの多彩なオリジナル番組に加え、TikTok初となる電車の車内モニターとの連動企画や、人気プラットフォームとのコラボ番組まで、幅広いジャンルの番組コンテンツを届ける。

■「TRAIN TV」について

JR東日本の首都圏主要10路線(山手線、中央線、京浜東北線など)とゆりかもめの車内に搭載された、約5万面の車内モニターに映像コンテンツを放映する番組配信プラットフォーム。

CM比重の高かった従来の編成を、番組中心へ大きく刷新。“TVライク、TVクオリティ”のオリジナル番組を配信。開局と同時に開設されるWEB/スマホサイトより見逃し配信等にも対応する。
一番組は60秒で、計20分ロールの編成(広告含む。4月1日開局時点)を繰り返し放映予定。

当該路線利用者は週にのべ8,400万人(jeki調べ)。接触者に占める若年比率の高い交通広告の特性を活かし、若年層向けの番組コンテンツやSNS連動施策などを充実させる。
※一部放映されない編成あり
※駅・駅係員へのお問合わせはご遠慮ください

TRAIN TVの放映路線

放映イメージ

■「TRAIN TV」開局の背景

首都圏生活者が一生で鉄道に乗車する時間は平均約11,600時間※。一生で積み上げると1年超にのぼるこの乗車時間をより豊かな時間へ変えてゆき、社会に活力を生み出したい、との想いからTRAIN TV構想は生まれた。
※(株)ビデオリサーチMCR/ex(2023年度4~6月調査/東京50km圏)より算出

また、広告が生活者から嫌われ避けられると言われる昨今の状況下で、メディアビジネスの基本である“コンテンツ”に立ち戻り、従来の交通メディアにはなかった水準のコンテンツの制作に着手することにした。 設立に伴い設定されたTRAIN TVのパーパス 「毎日の移動に、発見とときめきを。」に基づき制作される番組コンテンツを通じて、乗客に豊かな移動時間を提供していく。

■「TRAIN TV」が提供する新しい映像体験

生活者の価値観の多様化とデジタルデバイスの普及により、映像コンテンツは生活者によって選択され、オンデマンドで閲覧・視聴される時代になった。その結果、世代問わず誰もが視聴し、話題とするようなコンテンツは徐々に失われつつある。

そのような中、日常動線上の電車空間で目撃するTRAIN TVは、不特定多数と同じ映像コンテンツを共に視聴する、という体験を提供する。このパブリックビューイング体験が、世代を超えた共通体験となり、仲間うちでの共通言語(=「あれ見た?」)を生み出し、“偶然の視聴者”によるSNS等での話題の拡散を生み出していく。

■「TRAIN TV」パーパス(存在意義)

毎日の移動に、発見とときめきを。
電車内の環境に最適化されたオリジナルコンテンツによる
「いまだけ ここだけ 電車だけ」情報体験で、
毎日の移動は発見とときめきの溢れる時間へ。
TRAIN TVが、未来の日常をもっとポジティブなものに変える。

■「TRAIN TV」番組コンテンツ

①TRAIN TV オリジナル番組
笑いあり、驚きあり、涙ありの多彩な番組ラインナップで、乗客に“発見とときめき”を提供する。
※番組詳細や出演タレントは、3月下旬頃公開を予定

②TRAIN TV×コンテンツホルダー コラボ番組
TRAIN TVパーパスに賛同いただいた以下コンテンツホルダー各社とのコラボ番組も放映予定。

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