車いすバスケ、もう夢中 南陽、競技用に乗り試合体験

車いすバスケットボールを楽しむ参加者=南陽市民体育館

 車いすバスケットボールの体験会が10日、南陽市民体育館で開かれた。市内外から12人が参加し、競技の魅力を体感した。

 山形市を拠点に活動している車いすバスケットボールチーム「I.B.BROTHERS」の選手5人が講師を務めた。参加者は競技用車いすに乗り、進み方やドリブルの仕方などを学んだ後、試合を行った。パスでボールをつなぎ、得点すると「やったー」と味方同士で喜び合うなど、競技に熱中していた。米沢北部小4年助川楓羽花さん(10)は「車いすの操作が難しかったけど、楽しかった。またやりたい」と話していた。

 障害者スポーツの理解を深めようと、市スポーツ協会が主催した。

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