「神戸須磨シーワールド」6月1日オープン “スマスイ”跡地に ホテルも同日開業、予約は13日から

神戸須磨シーワールドの目玉の1つ、シャチのパフォーマンスを楽しめる「オルカスタディアム」

「神戸須磨シーワールド」が6月1日(土)、神戸市須磨区の須磨海浜公園にオープンする。同水族館は、昨年5月に閉園した神戸市立須磨海浜水族園の跡地に整備されたもので、併設するオフィシャルホテル「神戸須磨シーワールドホテル」も同日開業する。ホテルの宿泊予約は3月13日(水)から受け付ける。

【画像】神戸須磨シーワールド、神戸須磨シーワールドホテルの完成予想図より

神戸須磨シーワールドは、西日本で唯一、シャチのパフォーマンスを楽しめるほか、世界初となるシャチについて学べる教育ゾーン、イルカと触れ合える「ドルフィンビーチ」などを設置。泳ぐシャチをガラス窓越しに眺めながら食事ができるブッフェレストランもある。

シーワールドの利用料は時期ごとの変動制で、高校生以上2900~3700円、4歳~中学生1700~1800円、65歳以上2300~3100円。

一方、神戸須磨シーワールドホテルの目玉は、日本初となる、イルカを間近で観察できる常設プール「ドルフィンラグーン」。客室はすべてオーシャンビューで、大型の水槽があるプレミアムルーム(1室2人利用時、1人6万6500円~)も用意されている。宿泊者はシーワールドへの入館が無料。宿泊予約は13日から、同ホテル公式ホームページや電話などで受け付ける。

須磨海浜公園は2019年に再整備する方針が決まり、2022年1月から新水族館の建設工事がスタート。約13万9000平方メートルの園地の中で、2023年5月に立体駐車場、同年9月にカフェやレストラン、バーベキュー施設がある「松の杜ヴィレッジ」が先行オープンした。神戸須磨シーワールドと同ホテルの開業で、整備事業が完了する。

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