2024年03月13日 週末は春本番の陽気 桜開花も来週は一転「花冷え」に(解説:#気象予報士 #穂川果音)

3月13日、水曜日のお天気をお伝えします。 さて、こちらは今日正午時点での雲の様子です。 昨日は広い範囲で雨や風が強まりましたが、 九州から関東甲信地方では雲もなく日差しが戻ってきているような状況です。 一方、北陸から北日本にかけてはまだ雨が降ってるところがあります。 正午時点での最高気温を見ると、福岡や東京では13度も超えているような状況です。 一方で、まだ雲の残っている北陸や東北地方では、そこまで気温が上がらず、 石川の輪島では7.9度、仙台でも8.4度までしか気温が上がっていません。 ただ、この先は気温がグングンと上がっていきそうです。 この先の3日間の予想最高気を見ていただくと、土曜日にかけては気温がかなり上昇しそうです。 日中の気温は20度を超えるような所も出てきそうです。 仙台でも、金曜日の予想最高気温は17度と4月下旬並みの暖かさです。 これだけ気温が上がると、気になるのは桜の開花ですよね。 では、最新の桜の開花予想も見ていきましょう。 まず、トップバッターは東京で3月17日、今週にも早ければ桜の開花の便りが届きそうです。 来週には広島・福岡・高知で桜の開花の便りも届きそう。 というわけで、春本番の暖かさが続くのかと思いきや、実はこの先暖かい気温はまだ続かなそうなのです。 というのも、先日、気象庁は早期天候情報を発表しました。 来週の中頃から、沖縄、そして九州から東北地方にかけて気温がかなり低くなると予想しているのです。 この原因となるのが上空の強い寒気です。 上空には、大雪の目安となるレベルの強い寒気がやってくる予想です。 このため、全国的に気温が低くなりそうなんです。 どれくらい気温が低くなるのか、東京の予想最高気温で見ていきましょう。 まず、金曜日から日曜日にかけては、日中の気温は20度近くまで上がる見込みです。 4月上旬から中旬並みの暖かさとなりそうです。 ただ、この上空の寒気がやってきた来週以降は、 平年に比べても気温が低くなり、来週の水曜日は予想最高気温が11度と2月中旬並みの気温となりそうです。 この数日間で2か月も季節が変わるような予想となっています。 このため、桜の生長も少しスピードを緩やかにそうですし、また体感の変化で体調も崩しやすくなります。 まだ冬コートはしまわないようにしましょう。 では、改めて明日の全国の天気マークで見ていきます。 明日は北陸から東北の日本海側では昼すぎにかけては雨や雷雨となるでしょう。 その他の地域では、日差しが出て気温が上がりそうです。 日中の気温は15度を超える所が多くなります。 また、風も収まるため暖かく感じられそうです。 続いて、この先の全国の天気です。 北日本では、この先は雪や雨の天気の日が続くでしょう。 そのほかは、九州から関東甲信地方にかけては晴れる日が多くなります。 日曜日は西日本を中心に雨となりますが、降ってもそこまで長い時間ではなさそうです。 来週以降も晴れる日が多いでしょう。 ただ、今週末にかけてと来週にかけては気温の変化が大きくなります。 体調を崩さないようにお気をつけください。 #寒暖差 #寒気 #桜の開花予想 #桜2024 #気象情報 #天気予報 #雨雲レーダー #週末天気 #週間天気 #防災 #サニースポット

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