大谷翔平選手が日米の交流の架け橋に!? ロサンゼルス近郊の市が故郷岩手・奥州市に連携を提案 市長も就任前に6年間居住

アメリカ・ロサンゼルス近郊のトーランス市が、ドジャースの大谷翔平選手の故郷・岩手県奥州市に交流と連携の申し入れを行っていることが分かりました。
大谷選手のドジャース移籍をきっかけに提案があったもので、奥州市は前向きに検討しています。

これは奥州市が13日に発表したものです。市によりますと今月5日に親書が届いたもので「大谷翔平選手を応援するという共通の思いを持つ奥州市とのパートナーシップについて可能性を探りたい」と提案理由が書かれています。

トーランス市はアメリカ、ロサンゼルス郡にある人口15万人近くの都市で、アメリカではハワイ・ホノルルに次いで日系人が多く住むほか日本企業も多く進出しています。奥州市は申し入れを受け議会との協議を進めますが提案を前向きに検討しています。

市長就任前、乳製品メーカーの現地法人社長時代にトーランス市に6年間住んでいたという倉成淳市長は「大谷選手が結んでくれた縁を大切にしたい。トーランス市は友好的で経済協力につなげてきたい」と話しています。

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