人気の多肉植物「クロゲンリュウ」の子株240万円相当を盗んだか 介護福祉士の男を逮捕 開園中の伊豆シャボテン動物公園でむしり取った?=静岡県警

静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園から多肉植物の「クロゲンリュウ」の子株を盗んだ疑いで、警察は介護福祉士の男を逮捕しました。

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窃盗の疑いで逮捕されたのは、静岡県下田市東中の介護福祉士の男(49)です。警察や伊豆シャボテン動物公園によりますと、男は1月23日午後1時半頃、園内の温室「メキシコ館」に植えられていた多肉植物アガベの一種「クロゲンリュウ」の子株8つほど(時価240万円相当)をむしり取って持ち去った疑いがもたれています。

23日夕方、園の職員が子株がなくなっていることに気付き、24日に警察に被害届を提出。園の防犯カメラには、植物の植え込みに入り、不審な動きをする人の姿が映っていたということです。

伊豆シャボテン動物公園によりますと、多肉植物アガベの一種「クロゲンリュウ」は愛好家に人気のある希少種で、子株は1株あたり10センチ四方の大きさ、流通した場合の価格は約30万円になるということです。

警察は、男の認否を明らかにしていません。男の自宅を捜索したところ、複数の多肉植物のようなものがあったといい、余罪の有無についても捜査する方針です。

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