現在FODにて配信中のドラマ「パーフェクトプロポーズ」に出演中の金子隼也さんと野村康太さん。それぞれ、“元『天才てれびくん』てれび戦士”そして“バスケットボールで全国レベルの実力だった” という際立ったバックボーンを持つふたりの、ＴＨＥ ＣＨＡＮＧＥとは。【第３回／全５回】
「面白すぎて、胸きゅんしすぎて、なんなん？！」
「Wahhh I'm excited for tomorrow」
「良作だし中の人たちも仲良くて最高」
「見て癒やされる。何度も見返してるドラマかも！ほんと好き」
これは、Ｘ上に寄せられた、現在ＦＯＤで配信中のドラマ「パーフェクトプロポーズ」に関する声。配信のたびに、Ｗ主演の金子隼也と野村康太が織りなす恋の物語が視聴者を沸かせているのだ。
ーー作中、二人の関係には「恋人同士」といったはっきりとした名前はついていません。でも、やっぱり恋ではありますかね？
野村康太（以下、野村）「そうですね。僕の役・甲斐は金子くんが演じる浩国に対して「好き」という気持ちはすごいありましたね」
金子隼也（以下、金子）「一緒に暮らしていくうえで、最初、浩国はそこまで考えていないですが…甲斐の表に出さない想いを知ったことによって、少しずつ“好き”という感情を自覚していっています」
野村「甲斐はほんとうに“好き！”という気持ちが強くて、好きだから触れたいし、好きだから料理を作ってあげたい、というのがベースにあったと思います。その気持ちをお芝居に生かすようにしていました」
旬の俳優が考える「愛と恋の違い」
ーー個人的には、恋よりも愛に近いのかと思って観ていましたが、おふたりが思う、恋と愛のちがいは？
野村「恋はときめきかなあ」
金子「恋と愛……たしかに、“そのちがいってなんだろう？”ってなるよね」
野村「なんかちがう気はする」
金子「言語化してくださいと言われると、難しいです」
真剣に答えを出そうとしてくれるふたりに、「この作品を通して、恋愛観に変化があったのか」という質問を投げかけた。
金子「恋愛観というよりも、“人と人って、関わっていかないと生きていけないんだな”ということや、当たり前ですけど睡眠や食事をはじめ、生きる上で大切なことはたくさんあるんだな、ということをすごく感じました」
野村「僕はこの作品を通して、愛し愛されることって、ほんとうに幸せなことなんだ、と実感しました」
そして、「ね」と言い合いながら、アイコンタクトをするふたり。信頼関係が、目に見えるようだった。
金子隼也（かねこ・しゅんや）
９９年１１月２７日生まれ、神奈川県出身。２１年に「ウルトラマントリガー」（テレビ東京）で俳優デビュー。その他にも多くのドラマ、映画に出演。現在放送中のドラマ『春になったら』（カンテレ・フジテレビ系）、そして３月８日公開の映画『マイホームヒーロー』に出演している。
野村康太（のむら・こうた）
０３年１１月３０日生まれ、東京都出身。メンズノンノ専属モデル。２２年にドラマ『新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～』（日本テレビ系）で俳優デビューし『ｓｉｌｅｎｔ』（フジテレビ系）や『ＳＨＵＴ ＵＰ』（テレビ東京）など話題作にレギュラー出演。今年は『身代わり忠臣蔵』『ただ、あなたを理解したい』とすでに映画２作品にも出演。
