Snow Man 向井康二&なにわ男子 西畑大吾、『木7◎×部』出演 関西を支えた2人の思い出たどる

Snow Man 向井康二となにわ男子 西畑大吾が、明日3月14日放送の『木7◎×部』に出演する。

今回は、“13文字の手紙”を頼りに差出人と受取人が絆の強さを確かめ合う企画『一筆啓上部』を放送。デビューを夢見て切磋琢磨してきた“唯一無二のライバル”だという向井と西畑が、“今は笑えるけどつらかった”という場所での再会を目指す。

「仲間であり、ライバルだと思っていたのが向井康二」と語るのは、今回の手紙の差出人 西畑。2人にとって、とても思い入れのある場所だという「今 笑えるけど しんどかったね(13文字)」が指す場所で向井の到着を待つ。しかし、膨大な思い出があるが故に「ロケが3日とかにならないか心配!」と開始早々に心配になってしまう。番組史上初の最長移動距離と最長ロケで、ギブアップも視野に入る中、関西ジュニアとして長く活動してきた2人の知られざる思いが次々と明かされる。

西畑からの手紙を受け取った向井は「笑えるけど、しんどかったね?どういうことや?」と頭を悩ませつつも、“東京”で思いあたるという場所へ向かうことに。そこは、関西ジュニアと東京ジュニアの差を感じた場所だという。当時経験した苦楽を向井と西畑、そしてスタジオゲストの大西流星(なにわ男子)が赤裸々に告白する。西畑の姿を探す向井はロケ早々に「寂しくなってきた……」と呟く一幕も。

劇場の思い出とは異なる“しんどい”思い出を頼りに向井が次に向かったのは「雑誌の撮影中、通行人に全く見向きもされなかった」場所。当時の撮影を振り返り、「楽しかったけど、でもしんどかった……」と胸中を吐露する。さらに、関西ジュニアの先頭に立って引っ張っていたジャニーズWEST(現・WEST.)がデビューしたことで感じた「関西ジュニアを守りたい」「夏の舞台、自分たちの代で途絶えさせるわけにはいかない」という本音など、当時の葛藤も明かされる。

思い出を振り返りながら西畑を探す向井だが、なかなか見つけ出すことができず時間だけが過ぎていく。そこで、退所以来10年ほど会っていなかったという“元相方”にアドバイスをもらいにいくことに。アポなし突撃のため「めっちゃドキドキする、相葉くん!」と、カメラの向こうにいるMC 相葉雅紀に助けを求めるおちゃめな一面も。

退所してから10年、一度もメディアで話したことがないという元相方との久しぶりの再会に向井は少し緊張気味だったが、当時を彷彿とさせるやりとりも見せた。そして、彼から「都内ではなく関西ではないか」というアドバイスをもらうと、番組初の新幹線移動で大阪へ向かう。

大阪では、2人にとって初めての冠番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)を収録していた専門学校など、思いあたる場所へ。しかし西畑の姿はなく、本企画で“一度だけ”使用を許されている“テレフォン”を使い大西へ助けを求め、彼らと困難を乗り越えた思い出の地『大阪松竹座』へ赴く。西畑の姿を確認するために入り口に立っていたスタッフへ声をかけると「おかえりなさい」と言われ、その一言にロケの苦労も吹き飛ぶほどの笑顔を見せた。

一方、向井の到着を心待ちにしていた西畑は、向井が向かった先々での思い出を振り返りながら、なにわ男子結成時の心境などを明かす。さらに「その時、康ちゃん(向井)にかけてもらった言葉がある。今となっては救いの言葉。どういう気持ちで言ってくれたのか聞きたい」と語った。

また、『VS嵐』から始まり今年の『新春◎×部』でも放送した企画『BABA抜き最弱王決定戦』12年分の名場面も放送。長澤まさみがババ抜き対決で大はしゃぎする様子や、木村拓哉がババを引く瞬間、GACKTとローラの対決など、懐かしの瞬間を“スター負け顔ベスト20”と題し、振り返る。

<大西流星(なにわ男子) コメント>

(一筆啓上を振り返って)ドキュメントでしたね。(向井と西畑の)2人とは、入所当時から一緒に活動してきているのでいろんな思い出もありますけど、僕も知らないエピソードがいっぱいありましたし、きっとファンの人も知らないと思います。今まで、こうやって話せる番組がなかったから、本当に2人の口のチャックも緩んでましたよね。(関西ジュニアの時に)東京に来て仕事をしていたエピソードもありましたけど、当時は東京に来るのは一大イベントで。ワクワクしながらも、緊張感もあって。でも、大阪に帰る時はちょっと寂しくなるんですよね。“次、いつ来れるんだろう…”って。そういう気持ちも抱えながら活動していたことも思い出して、僕の歴史もたどった感覚でした。僕も挑戦してほしい…?あんなに丸裸にされるとは思ってなかったので、あと5年くらいほしいです!(笑)

(文=リアルサウンド編集部)

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