ANZEN漫才あらぽん 次々起こる、ひょうたんの奇跡!

「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の3月13日のゲストに、お笑い芸人・ひょうたんアーティストの あらぽん さんが登場!

あらぽんさんは今年3月31日でお笑いコンビ「ANZEN漫才」を解散し、今後はピン芸人、そして、ひょうたんアーティストとして活動する予定。

鈴木おさむ「あらぽんのひょうたんアートすごいんですよ! ANZEN漫才二人で僕のラジオに来てくれたときに、いきなりひょうたんアート作ってきてくれたんですよ。それで僕、事あるごとにオファーしてるんですよ! 僕、けっこう最初の方ですよね?」

あらぽん「そうなんです! 実は裏で“これ作れる?”って言ってくれて。おさむさんのラジオに出て始まったことが超多いです!」

鈴木「あらぽん、ポップアップみたいなのやったことあるの? どっかのお店で個展やったり」

あらぽん「5月に計画してまして、それも奇跡が起きてるんです! 恵比寿のギャラリーを見てたら、オーナーさんが“もしかして、あらぽんさんですか?”って話しかけてきて。“なんで分かったんですか?”って言ったら、“鞄に付けてるひょうたんで”って。“個展興味あるんですか? うち貸しますよ”って言ってくれて」

鈴木「えー!! すごいじゃん!」

あらぽん「一発目で決まったんです! しかも“俺じゃなくてひょうたんで気づくんだ!”って思ったんですけど、ひょうたんが勝手に広がっていくんですね」

鈴木「いまANZEN漫才を解散してみやぞんと離れるのも縁なんだと思うよ。ANZEN漫才があったら、みやぞんが『イッテQ』出てるとき自分がやることなかったのも含めてこういうのやり始めたと思うけど、コンビがあったらブレーキかかることもあるでしょ?」

実は鈴木おさむの放送作家引退とあらぽんのひょうたんアートは関係している。

鈴木「僕も放送作家を辞めるんですけど、テレビの関係の人にプレゼントするために名前入りのひょうたんアートをけっこう発注したんですよ。20個くらい」

あらぽん「そうなんです! ひょうたんアートは和紙を使うんですけど、これ買いに行った時も奇跡が起きて。20枚って和紙屋さんでも相当大型購入になるのでビックリされて社長さんが“いつもありがとうございます。SNSで見てます! ぜひ今度うちでワークショップいかがですか?”って言ってくれて。それが叶ったら、直でそこの和紙を使ってひょうたんアートを作れるようになるんです!」

坂口愛美アナ「そもそも、どうやってひょうたんと出会ったんですか?」

あらぽん「僕らが浅井企画に入ったとき“特技か一発ギャグないですか?”って言われることが多いのに僕は何もなくて。ひょうたんって形が面白いから何かできないかな?と思って買おうとしたら、花瓶くらいのサイズで5千円くらいしたんですよ。そのときお金がないから買えなかったんですけど、ネットで“ひょうたん 種”って出てきたので“育てちゃおう!”と思って、住み込みのバイトをやってた中華料理屋の屋上で勝手に育てたのが始まりです」

坂口「ひょうたんを自分で育てたんですか?」

あらぽん「勝手に育ててたらツルが出てきて、社長に“屋上でひょうたんやってるのでネット張らせてください!”って言って。一年目から豊作だったんです」

鈴木「今はどこで育ててるんですか?」

あらぽん「千葉の84歳のおじいさんの家の庭で作ってます」

鈴木「へー! なんでそこ借りてるんですか?」

あらぽん「コロナ禍のとき群馬で借りてた畑が無くなっちゃって、ひょうたん辞めようと思ったんです。その時期、唯一あった仕事が新聞の取材で“ひょうたんやってます!”って紹介したら、それを見たおじいちゃんが“あんたのひょうたんは栄養失調だ。俺が教えてやるから千葉に来い”って言ってくれて。そのおじいちゃんは45年独学でひょうたんをやってる人で、でも“年だから辞めようと思ってる。もしやるなら俺の45年のノートを全部やる。これで勉強しなさい”って言われて。でも僕のひょうたんの知識があまりにも無さすぎて“この子、本当にひょたん育ててるの?”って逆におじいちゃんが火ついちゃって、“来年からまたやる!”って一緒にやることになったんです」

鈴木「そんなあらぽん、3月31日最後の日に一人でトークライブやるんですね」

あらぽん「1月にも一回やったんですけど、とんでもなく緊張して……。前半にやったネタはダメだったんです」

鈴木「いや、ネタいらないよ! あらぽん、ひょうたんの説明してる方が絶対おもしろいよ!」

坂口「ひょうたんの話ずっと聞いてられます! 面白い!!」

鈴木「ライブ用に面白いひょうたんアートを作ったり、そのひょうたんアートを買えるライブの方が絶対いいですよ! 絶対ひょうたんに特化した方が良い!」

あらぽん「ありがとうございます!」

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