東レ男子 渡辺俊介が黒鷲旗を最後に退団することを発表

黒鷲旗をもって退団することが発表された渡辺俊介【写真:山岡邦彦(NBP)】

バレーボールの国内リーグ、VリーグV1男子の東レアローズは所属選手の渡辺俊介が第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会をもって退団することを3月13日(水)に発表した。

渡辺は順天堂大を経て2011年に東レへ入団。闘志を全面に押し出し、チームを鼓舞するプレーで引っ張ると、2015/16シーズンからはキャプテンを務め、翌2016/17シーズンにはリーグ優勝を果たした。2019年にドイツリーグへ移籍し、V2男子(当時)のヴォレアス北海道、ルーマニアリーグを経て2023年7月、4年ぶりに東レへ復帰した。2023年10月28日(土)にはVリーグ通算230試合出場を達成し、Vリーグ特別表彰制度「Vリーグ栄誉賞」の表彰基準の一つに到達している。

渡辺選手のプロフィールとコメントはこちら。

■渡辺俊介(わたなべ・しゅんすけ)

リベロ/身長180cm/1988年4月11日生まれ/北海道出身/深谷高(埼玉)→順天堂大→東レ→HEITEC Volleys Eltmann(ドイツ)→ヴォレアス→CS DINAMOBUCHAREST(ルーマニア)

▼コメント

今シーズンをもちまして退団します。皆さま、本当にありがとうございました。

藤井選手の追悼試合(3月16日)の前ではありますが、日頃より応援してくださる皆さまの前で東レアローズのユニフォームを着て最後のホームゲームかと思いますので、このタイミングでの発表とさせていただきます。

最後まで自分らしく、一生懸命プレーします。藤井!! 一緒にファイナルいくぞ。これからもずっと心はひとつだからな。

ありがとうございました。

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