集大成へ準備着々 “津山ジュニアジャズオケ”10周年記念ライブ 感謝の気持ちを音にのせる/岡山・津山市 

岡山県津山市内を中心とした中高生でつくる「津山ジュニアジャズオーケストラ」の2024ファイナルライブ&10周年記念ライブが24日、山下の津山文化センターで開かれる。1年間の活動の集大成に向け、仕上げ練習に熱を入れている。

2014年1月に県北のメンバーで結成し、サックスやトランペット、トロンボーン、リズムなどで編成。メンバーが入れ替わりながら現在21人が所属し、小田中の練習場で週に1度活動している。

ライブの第1部では「茶色の小瓶」や「フレンドライクミー」など計9曲を披露し、第2部ではOBも加わり、「ルパン三世」や「ハウハイザムーン」など多彩な楽曲と各パートの見せ場で会場を盛り上げる。演奏指導をするダークアイズジャズオーケストラも出演する。

11日の合奏練習では「周りの音をよく聴いて表現して」「テンポを維持したままパートをつないで」などとアドバイスを受けながらフレーズを反復し、息の合った音色を響かせていた。

今回のライブで卒団するバンドマスターで、トランペット担当の古賀夏月さん(津山高専3年)は「練習を重ねるごとに音がまとまってきた。メンバーの元気や仲の良さ、ジャズの魅力を届けたい」と話している。

本番は午後0時半開場、1時開演。入場料は500円(小学生以下無料)で、吉田楽器(TEL:0868-23-4000)などで取り扱っている。全席自由。

息の合った音色を響かせる団員たち

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