水泳・鈴木孝幸選手(浜松市出身)6大会連続パラリンピック代表に内定 「パリに向け非常にいい手応え」

静岡県富士市で開催されている日本パラ水泳春季チャレンジレースで、浜松市出身の鈴木孝幸選手がパリパラリンピック代表に内定しました。

生まれた時から両腕と両足に障がいがある鈴木選手は37歳。9日の50m自由形ではスタートから力強い泳ぎを見せます。2004年のアテネ大会から5大会連続でパラリンピックに出場し、東京パラリンピックで金メダルを獲得した鈴木選手。タイムは37秒86で、派遣基準記録を突破し、6大会連続となるパラリンピック代表に内定しました。

鈴木孝幸選手:「この一発勝負の選考会の場で出せたのは、パリに向けては非常に良い手応えと感じています。パリに向けてもう一度泳ぎをしっかりと調整しながら、泳ぎこんでいき、パリではもう少し良いタイムを出せるようにしたい」

鈴木選手は10日行われた100m自由形でも派遣基準記録を突破しました。

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