村産の吉野杉を使った学び舎 川上村義務教育学校・保育園 竣工式

4月川上村に開校する保育園を併設した義務教育学校の校舎が完成し13日、竣工式が行われました。

竣工式を迎えたのは小中一貫教育を行う「かわかみ源流学園」と「やまぶき保育園」などです。新しい校舎の壁や床・机などには川上村の吉野杉がふんだんに使われ温かみのある内装になっており、教室の看板や、入口のデザインウォールなどには樹齢約400年で村のシンボルである下多古村有林の杉が使われています。

また、2つの施設は2階のテラスで繋がっており園児と児童生徒が交流できるほか、子育て支援を行う「こども家庭センター」も設置されています。

川上村 栗山村長

「思いきりここではしゃいでほしいし、はみ出るくらいの勢いで遊び、学んでいただきたいと思っていますし、それに似合うだけの立派な吉野杉の校舎を子どもたちには贈らせていただいたつもりです」

4月10日に開校式が行われ、義務教育学校には2人が入学、保育園には3人が入園し、合わせて72人で新たにスタートします。

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