無脊椎動物は“宇宙人よりも宇宙人”? 『海のへんな生きもの事典』で学ぶ「ほねなし」の世界とは

『海のへんな生きもの事典 ありえないほねなし』(文/ひとでちゃん、イラスト/ワタナベケンイチ)が、山と溪谷社から3月18日に刊行される。ユニークな姿や生態を持つ「無脊椎動物」を楽しく紹介する一冊だ。

「口と肛門が一緒」「頭から足が生えている」「体のほとんどが生殖器」「腕一本から体全体が再生」「あるとき、自分が2つに分裂」……。このように不思議な生態を持つのが、地球にいる無脊椎動物こと“ほねなし”だ。背骨がないから姿形も生き方も自由自在な「海のほねなし」の魅力を、親しみやすいイラストをまじえてたっぷりと紹介している。

さらに、最終章では全34動物門(動物の分類階級の1つ)をイラストつきで解説。実は約34に分けられる動物のグループのうち、33はすべてほねなしである。知られざるほねなしの世界を垣間見れば、動物観も変わるかもしれない。ぜひチェックしてみよう。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

© 株式会社blueprint