犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介
iPhoneのカメラを使い、ズームアウトで撮影した猫ちゃんの姿がX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@torotolo106106」さん。
当ポストには2024年3月3日時点で418件を超えるいいねが集まり、表示回数は4300件を突破するなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
iPhoneのカメラで猫ちゃんを撮影したら
「iPhoneのカメラ1番遠く(?)したらおにくのマズル伸びたww」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
そこに写っているのは2匹の猫ちゃん。奥側には「とろ」くん、手前には「おにく」くんが写っています。
飼い主さんはiPhoneのカメラを使って、猫ちゃん達をズームアウトで撮影したそうですが……。写真を見てみると「おにく」くんの口元がびよ〜んと伸びているのがわかります。
普段のおにくくんの口元は、丸くてモッフリとしたフォルムがとってもキュート。カメラに写った思わぬ姿に、飼い主さんも笑みがこぼれたようですね。
犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
猫に関する1カ月間の支出総額
猫に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万171円
- 中央値:7000円
猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:8005円
- 中央値:5800円
猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万3636円
- 中央値:1万円
犬に関する1カ月間の支出総額
犬に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万6156円
- 中央値:1万1000円
犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万4240円
- 中央値:1万円
犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2万6785円
- 中央値:2万円
犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。
続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう。
犬猫に関するフードの1カ月間支出総額ってどれぐらい?
主食となる「フード」に関する支出です。
大切なペットの「ごはん」の費用、いったいいくらぐらいかけているのか、気になりますね。
猫、犬の順番でご紹介します。
市販の猫主食用キャットフード1カ月間の支出総額
市販の猫主食用キャットフード支出総額
- 平均支出金額:3748円
- 中央値:3000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2988円
- 中央値:2000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:4955円
- 中央値:4000円
市販の犬主食用ドッグフード1カ月間の支出総額
市販の犬主食用ドッグフード支出総額
- 平均支出金額:3964円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:3618円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:5863円
- 中央値:5000円
犬と猫を比較すると、犬飼育者の支出が上回っていますが、1000円以上の差がある項目はないことがわかります。
1カ月の平均支出総額は犬のほうが高め
いかがでしょうか。
犬と猫の個体差のためか、総じて1カ月の支出総額は犬が高い傾向にありました。
犬種、猫種によっても違いが出てきそうですね。
2匹のかわいい姿に「THE DOG」「個性が溢れてる」などコメント
おにくくんの口元が伸びてしまった一枚は、Xで大勢を笑顔にしたようです。
「2匹とも個性がしっかり出ている顔をしていますね~」「懐かしのTHE DOG感が(笑)」「おにくちゃんwww」「もわ~んとしてる(笑)」などのコメントが寄せられました。
@torotolo106106さんはこのほかにも、Xでとろくんとおにくくんの日常を公開中です。癒しや笑いがあふれる写真ばかりなので、気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
iPhoneのカメラ1番遠く(?)したらおにくのマズル伸びたww pic.twitter.com/msP3vJUd38
— とろ、おにく (@torotolo106106) March 1, 2024
甘えん坊のとろくんと、食いしん坊のおにくくん
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――普段はどのような子ですか?
「とろ」は甘えん坊で「おにく」は食いしん坊です。おにくはとろのことが大好きなお兄ちゃんっ子です。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
おやつの入っている箱を開けるだけで一目散に飛びついてきます。
飼い主がキッチンに立つと「おやつを貰える」と勘違いして、足元にスリスリしておねだりしてきます。
――自慢のポイントは何ですか?
とろは、普段は「きゅるん」としていて可愛いですが、たまに見せるあくびやおやつのときの豹変ぶりが魅力だと思います。おにくは角度によって「別の猫か?」というくらい、顔や体型の見え方が変わるところです。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
とろは鼻と肉球がピンク、おにくは鼻と肉球が茶色。そんな2匹は「揃ってお腹が白いところ」がチャームポイントです!
似ていないようで似ている2匹を、今後ともよろしくお願いします。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @torotolo106106
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」