【鳥インフルエンザ】「卵の仕入れが心配」地元のお好み焼き店から不安の声 広島・北広島町

広島県北広島町の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、地元の飲食店からは不安の声が上がっています。

北広島町にある「お好みハウス新見」。25年前から夫婦で営んできたこの店にとって心配なことが…。

■お好みハウス新見 新見みのりさん

「北広島で(鳥インフルエンザが)出るとは驚きです。今後どうなるんだろうかと思って」

北広島町の養鶏場で12日、県内で今シーズン初めて鳥インフルエンザが確認され、県は飼育されている約8万羽の殺処分を進めています。

お好み焼きには欠かせない「卵」。この店では一日に80個ほど使っており、仕入れへの影響などが気がかりです。

■新見みのりさん

「卵が入るかどうかも心配ですしね。値段もですけど卵が入らないと仕事になりませんからね」

県は発生した養鶏場の周辺などに消毒ポイントを設けるなど影響を最小限にする対策をしていますが、地域には不安や警戒が広がっています。

《2024年3月13日放送》

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