女性職員にセクハラやパワハラ 総社市が男性職員を減給処分

総社市役所

 総社市は13日、女性職員にセクハラ行為やパワハラ行為をしたとして、市長部局の40代係長級男性職員を同日付で減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、男性職員は女性職員1人に対し、手を触ったり服の上から肩をなでたりしたほか、職務上の地位を利用して、適正な範囲を超えて業務に干渉し、精神的苦痛を与えたとしている。被害者の特定を避けることを理由に詳細は公表していない。

 昨年4月に女性職員が上司に相談したことから発覚し、市が事実確認をしていた。市の調査に男性職員は行為を認めているという。

 片岡聡一市長は「誠に遺憾。市民に深くおわびし、再発防止、信頼回復に努める」とコメントした。

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