常総学院高ナイン、甲子園へ出発 茨城空港から 主将「目標は優勝」

手を振りながら神戸行きの旅客機に乗り込む常総学院野球部ナイン=小美玉市与沢の茨城空港

18日開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する常総学院高(茨城県土浦市)の選手らが13日、同県小美玉市与沢の茨城空港から甲子園へ出発した。空港利用者らに見守られる中、若林佑真主将(2年)は「目標は優勝。目の前の相手と全力で戦いたい」と健闘を誓った。

選手団の出発式で、県の橘川栄作営業戦略統括官は「常総学院の野球をやる。これがすべて」と激励。同校の大久保政行理事長は「はつらつとしたプレーを見せてほしい」と期待を寄せ、島田直也監督は「しっかり準備し、良い試合をしたい。期待に応えられるよう団結したい」と決意を述べた。

若林主将は「盛大に祝ってもらい、応援していただいていると実感した」と笑顔。初戦に向けて「緊張を楽しみながら全力でやる」と語った。

同校は3年ぶり11度目の出場。大会第6日(23日)の第1試合で、能登半島地震で石川県輪島市の校舎が被害を受けた日本航空石川と対戦する。

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