「宿泊税」1人1泊2万円以上500円、2万円未満200円 村が検討へ「観光施設の充実を」

昼神温泉郷(阿智村)

宿泊税を巡っては、すでに長野・阿智村が動いていて、村の検討委員会は13日、税の導入を求める報告書を熊谷村長に提出しました。

1人1泊2万円以上で500円、2万円未満で200円とし、使い道は昼神温泉などの再整備を想定しています。

昼神温泉旅館経営者会・上原力会長:
「観光税、宿泊税、観光目的税をとることによって阿智村が観光施設として、より充実して日本や世界から選んでいただける観光地になることの方が大事」

阿智村・熊谷秀樹村長:
「内部でしっかり検討して、議会とも話をして具体的に取り組んでいきたい」

一方、県の検討部会は市町村が独自に「宿泊税」を導入する場合、「県の税率を一定程度引き下げるなど検討する必要がある」としています。

© 株式会社長野放送