猫がいる部屋に『空気清浄機』があったほうがいい4つの理由 使用する場合の注意点も

猫がいる部屋に「空気清浄機」を設置したほうがいい理由

最近ではどの家電メーカーでも「空気清浄機」に対して「猫のいるご家庭にも」というフレーズを打ち出し始めているのをご存じでしょうか。それほど、猫を飼っているご家庭では「空気清浄機」のニーズが高まってきているのでしょう。

そこで今回は、猫がいる部屋に「空気清浄機」を設置したほうがいい理由について解説します。

1.猫アレルギー対策として

猫アレルギーの主な原因物質は猫の唾液などに含まれています。猫が毛づくろいをし被毛が唾液で濡れ、その唾液が乾いて空気中に広がったり、抜け毛とともに舞い上がったりします。

今、猫アレルギーでなくても、突然発症することもあると言われています。そのため、症状がないうちから対策して損はないでしょう。

2.猫の抜け毛対策として

毎日猫をブラッシングをしたり、掃除機や粘着クリーナーで部屋の掃除をしたりして、猫の抜け毛が舞い散らないように対策をしていても完全に防ぐことは難しいです。

空気清浄機があれば、舞い上がった猫の抜け毛をフィルターでキャッチすることができます。猫の毛が舞い上がらないようにすることも猫アレルギー対策として大切です。

3.猫のにおい対策として

猫は体臭が少ない動物ですが、「排泄物のにおいは強い」と言われています。猫砂をこまめに取り替えていてもにおいが気になってしまうこともありますし、外出しているときなどすぐにトイレ掃除ができずにおいが部屋中に広がっていることもあるでしょう。

また、ダイニングやリビングに猫トイレを置かなければならなかったり、お客さんから見える場所に猫トイレがあったりすることもあります。

猫のこのようなにおいの対策のために、空気清浄機があると安心です。

4.猫の喘息の対策として

猫も喘息になると、苦しそうな咳をします。

喘息の原因はタバコ、香水、芳香剤、ダニ、カビ、ハウスダスト、花粉などです。喘息の発作を予防するには、原因として考えられる物質を猫に近づけないことです。

喘息の対策として、空気の入れ替えや空気清浄機の使用が効果的、とされています。

猫がいる部屋で「空気清浄機」を使用するときの注意点

実際に愛猫のために「空気清浄機」を採用する場合、いくつか注意点も存在します。空気清浄機を買ってスイッチボタンを押せば終わり、ではありません。

メンテナンスを忘れずに

メンテナンスを忘れたまま使用していると、フィルターに猫の毛がつまったり、フィルターにカビや細菌が繁殖したりして、かえって健康に悪影響を与えてしまう危険があります。

取扱説明書を読み、必要なメンテナンスを定期的に行うようにつとめましょう。

設置場所に注意

猫がいる部屋に空気清浄機を置く場合、猫が上に乗って操作ボタンを押してしまったり、ジャンプした反動で空気清浄機が倒れてしまう可能性があります。中には器用に裏面のフィルターを外してしまう猫も。

猫のいる場所に空気清浄機を置く場合には、場所をよく考えて設置されることをおすすめします。

DIYで空気清浄機ガードを作り、猫が近づけないようにしている飼い主さんもいます。また、コードを噛まれないように対策をしておくと安心です。

まとめ

今回は、猫がいる部屋に「空気清浄機」があったほうがいい理由について解説しました。

猫がいる部屋に空気清浄機を置くと、猫アレルギー、抜け毛、においなどの対策に役立ちます。

ただし、メンテナンスしたり、置く場所には注意が必要です。事前にどの場所に置いたらよいか、きちんとシミュレーションした上で、その場所に最適な空気清浄機を設置しましょう。

ちなみに最近は、高価な家電製品以外にも雑貨販売店等で安価でおしゃれな空気清浄機なども販売されています。まだ空気清浄機を取り入れていない場合は、この機会に一度猫にも対応している空気清浄機についてご自身で調べてみてはいかがでしょうか。

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