京都市で5年ぶり「はしか」患者、近鉄や京阪に乗車の男性 注意呼びかけ

京都市役所

 京都市は13日、市内在住の30代男性がはしかを発症した、と発表した。7日に発熱し、12日に陽性が判明した。快方に向かっているという。市内での発生は5年ぶり。

 男性は周囲に感染の恐れがある発症前日の6日、京都市と大阪市を鉄道で往復していた。

 同日正午ごろから午後1時ごろ、近鉄東寺―丹波橋―京阪京橋を利用し、同日午後9時20分ごろから10時10分ごろにかけて、同じルートで東寺へ戻ったという。潜伏期間は10~12日間で、市は男性と接触した人が感染した可能性があるとして、注意を呼びかけている。

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