静岡の名物ハンバーグ「さわやか」全店休業へ 創業者の富田重之さん死去

静岡の名物炭焼きレストラン「さわやか」の創業者で会長・富田重之さんが3月12日に亡くなった。

さわやかの公式Xが13日に訃報を伝えている。また、さわやかでは故人を偲び、3月14日(木)に全店を休業することを発表した。

全国に知られる静岡「さわやか」のハンバーグ

さわやかは、全国に知られる静岡のハンバーグレストランチェーン。

牛肉を100%使用したげんこつハンバーグが名物として知られており、平日でも店舗によっては3時間以上の待ち時間が発生する人気を誇っている。観光客からも、地元の人からも愛されている。

富田重之さんは1976年に、さわやか株式会社の前身となるグリーン観光株式会社を創業。

公式サイトでは、サラリーマン時代の結核による長期の闘病生活から、食を通じて感謝の心を形にして提供したいとの思いがあったと語られている。

現在はさわやかは1989年に社名を変更し、静岡県内34店舗を構えながら県外からも客を集めるローカルチェーンとして成長。従業員数は1800名を数える。

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