【DeNA】神奈川県内最初の本拠地・川崎で出陣式 度会「優勝に貢献できるように」

川崎で開催された出陣式で記念撮影する横浜DeNAの選手ら=川崎市川崎区

 横浜DeNAは13日、JR川崎駅東口の商業ビル「川崎ルフロン」(川崎市川崎区)前で出陣式を行った。ヤクルトとのオープン戦後に駆けつけたファンら大勢の観衆が見守る中、三浦監督や開幕投手の東、ドラフト1位ルーキーの度会(ENEOS)らが今季の抱負を語った。

 今年は球団が神奈川に本拠地を移して70年目を迎え、川崎市も市制100周年の節目。最初のホームグラウンドが川崎球場(現富士通スタジアム川崎)だったことから開催された。参加予定だった新主将の牧は体調を考慮して欠席。特別ゲストとしてBリーグ1部・川崎ブレイブサンダースの主将篠山も登場した。

 2年ぶり2度目の大役に向け順調に調整を進める東は「今季も何回も『(山本)祐大のおかげ』と言えるように頑張る」と宣言。1番打者候補として期待される度会は「チームの優勝に貢献できるように元気を出して全力で頑張る」と意気込んだ。

 イベントには宮崎、佐野も参加。終了後は同駅前のアーケード商店街「川崎銀柳街」をねり歩き、商店街を埋め尽くすファンと交流した。

◆移転70年目の節目、新プロジェクト始動

 球団は移転70年目の節目に、「ありがとう神奈川。これからも共に。」プロジェクトを始動する。第1弾として県内の学校を対象に、球団職員がプロ野球チームの運営業務を紹介するオンライン講話を実施。球場での試合観戦体験もある。詳細は球団ホームページへ。

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