横浜がクラブ史上初のACL4強入り!A・ロペスの豪快ボレーが炸裂、山東泰山を2戦合計3-1で撃破

横浜F・マリノスは3月13日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝第2戦で中国の山東泰山と横浜国際総合競技場で対戦した。

敵地での第1戦を2-1で制した横浜は、最初にチャンスを迎える。6分、カウンターからヤン・マテウスのクロスに反応した植中朝日がヘッドで合わせるも、GKワン・ダーレイにキャッチされた。

24分には、敵陣中央でFKを獲得。これを永戸勝也が自慢の左足で直接狙ったが、GKワン・ダーレイの正面で防がれる。

その後はやや攻め込まれる時間が続くなか、43分にアクシデントが発生。Y・マテウスが右足を痛めてピッチに倒れ込んでしまった。代わって宮市亮を投入する。

前半アディショナルタイムには、自陣ボックス手前の中央でFKを与える。フェルナンジーニョのキックは永戸がクリアした。このままスコアレスで前半を終える。

【動画】A・ロペスが左足を一閃!技ありボレーを叩き込む
後半に入り47分、横浜は永戸が2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまう。数的不利となったなか、その5分後にはアンデルソン・ロペスが右サイドからドリブルで相手3人を突破して右足のシュートを放つも、GKワン・ダーレイの好守に阻まれた。

さらに54分にも、A・ロペスがゴール前に持ち上がって左足で狙ったが、再び山東泰山の守護神に阻まれた。

一進一退の攻防が続くなか75分、山根陸のクロスをA・ロペスが豪快な左足ボレーで叩き込んで貴重なゴールを奪った。

83分には、ディフェンスラインの背後に抜け出した宮市をガオ・ジュンイーが倒し、一発レッドで退場となった。

その後は固い守備でゴールを許さず。試合はこのまま1-0で終了し、2戦合計3-1で勝利した横浜がクラブ史上初の準決勝進出を決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社