映画『キラー・ナマケモノ』より、ナマケモノの愛くるしい表情が狂気に染まる予告編、本ビジュアル、場面写真が解禁された。
本作は、『アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る抱腹絶倒のアニマル・パニック・ホラー。脚本家のひとりブラッドリー・ファウラーは、最もバカバカしいホラーを作ろうと思い立ち、最もホラーらしからぬ動物としてナマケモノに白羽の矢を立てたという。
ナマケモノが大暴れする舞台は、米国の女子大生が共同生活を送る女子寮。おりしも寮の会長を決める選挙戦の真っただ中。ビッチな現会長を引きずり下ろすべく、人気取りのマスコットとして連れてこられた野生のナマケモノが、ひとりまたひとりと美女たちを血祭りにあげ、寮は“殺りくの館”と化していく―。
本作のナマケモノは、アニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作する人力勝負のアナログ手法。素朴で懐かしいほっこり感と、今の時代にノーCGの新鮮さとの合わせ技で、見る者の思考力をガシガシ削りにくる。
ナマケモノの手だけをクローズアップしたティザービジュアルとは打って変わり、本ビジュアルではついにナマケモノが登場。ドアの隙間から黒いつぶらな瞳で真っすぐにこちらを見つめる様子は愛らしさを感じさせる一方、真っ赤な血が滴っているかぎ爪とドアに刻まれた引っかき跡により、そのどう猛さも予見させる。
予告編は、段ボール箱からナマケモノがゆっくりとはい出して鳴き声を上げる場面から始まり、女子大生に迎え入れられかわいがられる和やかな様子が続くが、次第に雲行きが怪しくなり…女子学生に突如飛び掛かって食らいついたり、逃げ惑うところを容赦なく捕らえて引きずり込んだり、壁に血しぶきが飛び散る一幕も。学生寮で穏やかに暮らし始めたと思われたナマケモノが、果たしてどんな方法で女子大生たちを窮地に追い込んでいくのか。その意外な姿とポテンシャルから目が離せない映像となっている。
特典付きムビチケオンライン券は3月15日より発売される。特典はオリジナルスマホ壁紙。
映画『キラー・ナマケモノ』は、4月26日より全国公開。
