「大好きだよ」「ずっと一緒にいたい」「本当にかわいいね」
イケメンにこんな甘~い台詞をはかれたら、ドキッとしてしまう女性も多いのではないでしょうか?
今回は、ホスト沼にハマってしまった、筆者の知人F香から聞いたお話です。
素敵な夫と幸せな結婚生活を送っていた
私は、学生時代から付き合っていた人と結婚。
子どもには恵まれなかったものの、夫婦2人で毎日楽しく暮らしていました。
夫は、本当に頑張り屋さんで。
毎日仕事に一生懸命取り組み、その結果、30代で会社の役員に!
体調を崩しがちな私の分も含めて、贅沢できるほど稼いでくれていました。
その分、私は専業主婦として家事に励むことに。
夫婦二人三脚で、幸せな毎日を過ごしていたのですが……。
夫以外の男性を知らなかったことで不純な考えが……
結婚して10年、だんだんと私のなかに、とある欲求が。
それは、《夫以外の人とも恋愛してみたい》というもの。
実は夫、私の初の恋人!
夫以外男性を知らなかった私は、幸せな日々に怠けて、夫以外の素敵な男性との出会いを求めるようになってしまったのです……。
ホスト沼にどっぷりハマってしまった!
そんなことを考えるようになっていたとき、転機が!
ある日、独身を謳歌している友人と呑みに行った私。
酔いに酔った友人に、誘われるがままに人生初のホストクラブに行くことに。
「マジでお姉さん可愛い♡」
「俺、好きになっちゃいそう」
そんな甘い台詞を吐く、私より10歳も年下のホストにハマってしまったのです!
ベロベロに酔った友人は寝てしまい、私とホストだけの時間はまさに夢のようで。
シャンパンをいれると喜んでくれる。
プレゼントを贈ると『大好き♡』と愛の言葉を囁いてくれる。
そんなホストにどんどん沼っていってしまったのです……。
ホストに貢いだ結果、本物の愛を失ってしまった
それから半年後、夫に怖い顔で詰められた私。
それもそのはず、夫が稼いできたお金や貯金数百万円をホストに貢いでしまっていたのです!
正直に話すと
「本当にありえないわ」
「もう一緒には居られない」
と夫からは離婚宣言が。
夫のお金で遊んでいたので、お金がなくなった私にはホストも優しくしてくれず。
結局、私の独りよがりな願望で、大事な夫を傷つけてしまい……。
愛もお金も何もかも、すべてを失ってしまいました。ホストクラブに通うこと自体は悪いことではありませんが、自制心をもって楽しむことが大切です。はまりすぎには注意ですよ。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい