これぞ砂の惑星!鳥取県が映画とコラボ お笑いコンビ・ミキ、平井伸治知事と協定書

映画「デューン 砂の惑星PART2」と鳥取観光をPRする(左から)平井伸治知事とお笑いコンビ・ミキの2人=鳥取市福部町湯山、鳥取砂丘

 「砂の惑星」と鳥取県が姉妹都市提携! 県は15日に全国公開される映画「デューン 砂の惑星PART2」とコラボし、鳥取観光と映画のプロモーションに乗り出した。砂の世界が広がる鳥取砂丘がある縁で実現した。提携イベントが13日、鳥取市内の鳥取砂丘であり、平井伸治知事と、姉妹都市提携アンバサダーのお笑いコンビ・ミキが協定書に調印した。

 映画は、フランク・ハーバートのSF小説を名匠ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が実写化した『デューン 砂の惑星』の続編。「デューン」と呼ばれる砂に覆われた惑星を舞台に、全宇宙を巻き込んだ壮大な物語が繰り広げられる。

 県は映画公開を記念して15~31日、東京都内のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で映画関連の特別メニューが味わえるグルメフェアを開催。交流サイト(SNS)のインスタグラムで「#これぞ砂の惑星」のハッシュタグを付け、鳥取砂丘の写真を投稿すると、抽選で18人に映画のオリジナルグッズなどが当たるキャンペーンを15日~4月25日に実施する。

 この日の提携イベントはプロモーションの一環。映画の登場人物姿で現れた平井知事は「鳥取砂丘を思いながら映画館に行ってほしい」と呼びかけ、SF好き芸人で知られるミキの昴生さんは「見た人が、映画のワンシーンを砂丘で撮ってもらえたらいい」と期待した。

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