【ベトナム】住商、ビンG系EVタクシーと協業検討[運輸]

GSMと住友商事は覚書を締結した=12日、ハノイ(同社提供)

住友商事は13日、ベトナムの複合企業、ベトナム投資グループ(ビングループ)系列のタクシー・レンタカー事業会社グリーン・アンド・スマートモビリティー(GSM)と覚書を締結し、モビリティー事業での協業を検討すると発表した。

覚書は12日に交わした。GSMの顧客基盤や電気自動車(EV)の整備・充電インフラ網を活用した協業の可能性を検討する。住友商事は国内外で培った自動車製造・販売や、オートファイナンス、駐車場などの事業で培ったノウハウを提供する。

GSMはビングループのファム・ニャット・ブオン会長の出資で2023年にタクシー事業などを開始した。ビングループ傘下の国産車メーカー、ビンファストが製造するEVや電動バイクを使い、ベトナムの主要都市やラオスでサービスを展開している。

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