鹿児島の市に初出店 道の駅庄川 富山の海の幸人気

鹿児島市に初めて出店した道の駅庄川=鹿児島市のかごしま特産品市場「かご市」

 道の駅庄川(砺波市)は13日、鹿児島市のかごしま特産品市場「かご市」に初めて出店し、富山の海の幸を中心に特産品を買い求める大勢の来場者でにぎわいを見せた。

 「とやまの逸品大集合!『出張道の駅from富山』」と銘打ち、鹿児島最大の繁華街である天文館で鹿児島県商工会連合会が運営するアンテナショップ「かご市」前に出店した。

 富山湾のホタルイカやシロエビなど加工品や、ますのすし、昆布締めなど道の駅庄川が取り扱う地場産品を並べ、買い物客らが次々と訪れた。

 道の駅庄川は2021年から、「かご市」から鹿児島産のマンゴーや柑橘類、トマト、ジャガイモなどを仕入れ、関係を維持してきた。奄美地域などで十数年暮らし、現地とパイプを持つ東亮輔駅長は「朝から大勢のお客様が来られた。なかなか行き来することが少ない地域の産品を知ってもらえる機会になれば」と話した。14日も開かれる。

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