「山東のFKが妨害されたのに、主審は無視した」横浜A・ロペスのゴールに中国メディアが怒り!“20秒前の行為”に不満「抗議は失敗に終わった」

3月13日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝第2戦で横浜F・マリノスは中国の山東泰山と横浜国際総合競技場で対戦した。

敵地での第1戦を2-1で制したなか、47分に永戸勝也が2枚目のイエローカードを受けて退場し、数的不利に陥る。しかし、75分にアンデルソン・ロペスが見事な左足のボレーシュートを叩き込み、1-0で勝利。2試合合計3-1でクラブ史上初のベスト4進出を決めた。

ただ、中国のメディアは不満に思っているようだ。ゴール直前、山東にFKが与えられた場面で、蹴ったボールが目の前にいた松原健に当たって、横浜のボールとなる。山東の選手が抗議をするなか、プレーは流れ、そこからA・ロペスのゴールが生まれた。

【動画】山東を沈めたA・ロペスの圧巻ボレー弾
中国メディア『直播吧』は「泰山がボールを失う20秒前、フリーキックが相手に妨害され、泰山の抗議は失敗に終わった」と伝えている。

「73分37秒、ペン・シンリーの蹴ったボールが相手選手に当たった。泰山の監督は横浜側がFKをブロックしたと信じていたが、主審は無視した。泰山がボールを失うと、横浜がロングパスを出してカウンターを仕掛け、ロペスがゴールを決めた。試合時間は74分5秒だった」

痛恨の失点だっただけに、怒りが収まらないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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