鹿島/環境配慮型コンクリドームを公開、大阪・関西万博西ゲートに建設

鹿島は13日、東京都調布市の技術研究所隣接地に施工した環境配慮型コンクリートを使ったドームを報道機関に公開した。二酸化炭素(CO2)を吸収して固定する「CUCO-SUICOM(クーコ・スイコム)ショット」などを活用した。同社によると、これらの工法による環境配慮型コンクリートドームの建設は世界で初めての事例という。=3面に詳しく
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の西ゲートに同じドームを建設する。4月にも工事に着手し、11月の完成を目指す。坂田昇執行役員土木管理本部土木技術部長は「これはゴールではなく通過点。スイコムをベースにさらに新しい技術を生み出し、どんどん社会実装していきたい」と意欲を見せた。

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