福井駅西の再開発ビル、内覧会でフードホールやオフィス公開 「フクマチブロック」3月16日に一部開業

3月16日に一部施設が先行開業する「FUKUMACHI BLOCK」=3月13日、福井県福井市中央1丁目
フードホール「ミニエ」に設けられたローカルマーケット。農産物加工品など約1500品目が並ぶ=3月13日、福井県福井市中央1丁目

 北陸新幹線福井県内開業日の3月16日、JR福井駅西口の再開発ビル「FUKUMACHI BLOCK(フクマチブロック)」(福井市中央1丁目)の一部施設が先行開業する。商業フロアの核となるフードホール「MINIE(ミニエ)」などが営業を始め、食など福井の魅力を発信し、県都のにぎわい創出につなげる。ミニエなどは14日に1日限定で試験的に営業する。

 13日は関係者向けの内覧会があり、ミニエのほか、入居するフィットネスクラブ、駐車場、オフィスの一部フロアなどが公開された。開業準備を進める出店者の様子を見ながら「都会的な雰囲気。多くの人が集まるスポットになりそう」などと期待を寄せた。

 ミニエは29店舗が入居する予定で、16日はこのうち23店舗がオープンする。福井などの農産物加工品や野菜など約1500品目をそろえる「ローカルマーケット」や、クラフトビールを提供するブルワリー、おろしそばや郷土料理など多様な料理が楽しめる小型の飲食店などが並ぶ。残る6店舗も夏ごろまでに順次オープンする計画。音楽ホールとカフェレストランが一体となった新施設「ULO(ウロ)」と駐車場も16日に供用開始する。

 ほかの施設は、県内初の外資系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」が15日に開業する。現在工事中の住宅棟などを含めた全体の完成は5月末で、オフィスフロアを含めた施設全体の開業は夏ごろを予定している。

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