米新興EVフィスカー、破産申請検討へアドバイザー起用=WSJ

[13日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカーのフィスカーが破産申請を検討するため、アドバイザーを起用したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が複数の関係者の話として13日に報じた。

金融アドバイザーのFTIコンサルティング、法律事務所デービス・ポークと破産申請の可能性を巡り協議しているという。

フィスカーはコメントを控えた。

同社は、主力EVが金利上昇に伴う需要の落ち込みで販売不振に陥っており、「ゴーイングコンサーン(継続事業体)」として経営を維持することができなくなる恐れがあると警告していた。

ロイターは今月初め、日産自動車がフィスカーへの出資に向け協議を進めていると報じていた。関係者の話として、フィスカーのEVピックアップトラックを日産の米工場で生産する方向で検討が行われていると伝えた。

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