「迷ったときは、人気のものを選べば間違いない（往々にして）」。
もちろん例外はあるので断言はしませんが、ひとつの真実ではあるとは思います、これ。
その理由はシンプルで、万人に愛されるものにはそれだけの愛される理由があるはずだ（そして実際にそうであることも少なくない）、ということなのですが。
いまピザーラの注文に迷っている人に、私はこの記事を届けたい。あるピザをおすすめしたいのだ。
ピザーラの「よくばりクォーター」を頼んでみたくなった
そのピザとは、2024年春の新商品「とろけるビーフのよくばりクォーター」。
こちら、1枚のピザに1/4（クォーター）ずつ、計4種類の違う味が楽しめる人気シリーズの最新作。
今回の目玉は商品名にもなっている「とろけるビーフとマスカルポーネ」なのですが、同じくらい気になったのがその他の3つの味「THEミックスピザ」「テリヤキチキン」「マルゲリータ」。
実はこの3種のうち2つが、“ピザーラの人気トップ1とトップ2の味”なのだそうだ。
ピザーラでは豊富なラインナップから味を選ぶことができるので、当然、迷うことも少なくない。
そんなとき、この「とろけるビーフのよくばりクォーター」を選べば、新味も食べられるうえ、間違いない定番人気の味も楽しめることになる。
あとシンプルに、この3つの中でピザーラの人気トップ2がどの味なのかも気になる。
さっそく頼んでみることにした。
ピザーラ春の新味、そして人気の味トップ2の実力は？
さっそく到着した。張り切ってLサイズを注文したので、でかい。
まずはこの春の新味、「とろけるビーフとマスカルポーネ」にかぶりつく。
熱が入ってクリーミーさを増したマスカルポーネと、濃厚な特製ビーフフィリングの肉々しさ、しゃきっと食感のアスパラ。この組み合わせ、考えた人天才なのでは。宅配ピザと言えばビールというイメージだが、これはワインが合いそうな味だ。うん、さすがのおいしさ。
1ピースを食べ終えて、私の興味はすぐさま次に移った。そう、ピザーラの人気トップ2の味だ。
さっそくネタバラシをする。まず人気ナンバー2が「マルゲリータ」。
マルゲリータといえばモッツァレラチーズとトマトを主体とした究極にシンプルなピザ。その人気はピザーラでも健在なのだ。
食べてみると、チーズの存在感がすごい。あと適切に熱の入ったトマトってなんでこんなにおいしいんでしょうか。俺はいまうまいピザを食べている！という実感で満たされる。
いろいろな味が楽しめるピザーラにおいてもマルゲリータが人気2位というのは、やっぱりシンプルなものが長年愛されるということなのかもしれない。
人気ナンバー1はまさかの…
そしていよいよ人気ナンバー1を食べてみたい。その味は……
……
……
「テリヤキチキン」です。
勢いよく前言撤回。ええっここにきて変化急！？ しかし、なんでも1998年発売以来不動の人気ナンバー1らしい。ということは四半世紀以上もトップを獲り続けていることになる。マジで最強の人気じゃないか。
個人的には正直、これまで選択肢に入ることはなかった味だ。初めて対面すると、ピザの上に乗るテリヤキチキンの大きさや厚さ、つまり存在感がすごい。
口に含むと、名前から想像するいわゆる「テリヤキチキン」の味。だからこそ、テリヤキってこんなにピザに合うのか！という新鮮な驚きがある。
しかもこの味、コーンもたっぷり入っているのだ。こんなの子どもが好きにならないわけがないじゃないか。しかし40近い酒飲みの大人が食べても抗えないおいしさが確かにある。テリヤキ味、恐るべし。一番人気の理由は、食べてみてよくわかりました。
最後に残された味は？
さて、このピザにはもう一つ味が残っている。それが「THEミックスピザ」です。
「THE」と銘打っているだけあって、トマトソースをベースに、オニオン、ピーマン、マッシュルーム、熟成サラミ、熟成パルメザンチーズという、限界まで“ピザ感”を突き詰めたような、これぞイメージする宅配ピザという味。
いま旬の新味から人気トップ2を経て噛みしめるこの味は、不思議と癒やされる安心感があった。このクォーター、実は絶妙なバランスなのかもしれない。
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「迷ったときは、人気のものを選べば間違いない（往々にして）」。
この真実をさらに更新させるのが、新味・ワンツー人気・定番味をバランスよく食べられる「よくばりクォーター」だった。しかもMサイズなら2000円ちょいというコスパの良さ。季節で内容が変わるのもリピートしたくなる。
ピザーラで何を食べるか迷ったとき、この選択肢は相当ありだ。そう気づいた出来事でした。
商品情報
「とろけるビーフのよくばりクォーター」
Mサイズ2,138円、Lサイズ3,440円（税込）
（うまいめし/ 篠崎 聡）
