米大統領、再対決へ攻勢 激戦州でトランプ氏批判

13日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーにある選挙対策本部で演説するバイデン米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は13日、激戦が予想される中西部ウィスコンシン州の最大都市ミルウォーキーで集会を開き「全ての国民に投資し、誰も取り残されないようにする」として支持を求めた。共和党のトランプ前大統領と11月の本選で再対決する構図が12日に確定し、早速攻勢を強めた。

 バイデン氏は、トランプ氏が中間層を顧みず、社会保障費の削減を主張していると批判。「そんなことは決して許さない」と訴えた。ウィスコンシンを含む各州のインフラ強化に向けた33億ドル(約4870億円)の新規プロジェクトを発表した。

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