警視庁災害対策課がすすめる「引き解き結び」マスターして損なし!アウトドアや災害時にもお役立ち【やってみた】

こんにちは!家事コツ研究員のOです。我が家はたまにアウトドアに出掛けるのですが、よく「この棒にちょっと物をかけたいなぁ」と思っても叶わず…ということがあります。

そんなときに使えるひもの結び方、「引き解き結び」を警視庁災害対策課Twitterが紹介していました!アウトドアや災害時に役立ちそう、ということでさっそく試してみましたよ。

マスターしたい!『引き解き結び』の方法

「引き解き結び」は、簡単に結べるだけでなく、簡単にほどくこともできるので一時的に結びたいときにかなり便利なんだとか。

【やり方】

1 ひもをUの字に置き、その上に棒が90度になるように置きます。

この時、Uの字のひもの片方は長めにしておいてください。(写真でいうと、上の方を長くしています)

2 長い方のひもで輪を作り、

これを棒の右側にある輪に通します。

3 2を輪に通したら、短い方のひもを2の輪とは反対方向である左側に引っ張ります。

今はこのように、右側に輪がある状態です。

4 次に短い方のひもで輪を作り、右側にある輪の中に通します。

こういう状態ですね。

5 最後に長い方のひもを左側にギュッと締めるように引っ張れば完了です!

確かに見た感じでは棒にひもが結ばれました。

でも、ただ輪にひもを通しただけなのに、本当にしっかり結ばれているのでしょうか!?

そこで、このひもに物をぶら下げても重さに耐えられるのかを実験してみました。

ひも以外に小さめのS字フックを準備し、

先ほどの方法で家の中にある棒にひもを結び、そのひもの先にS字フックを結び付けてかばんをかけてみました。

すると、思った以上にひもがしっかりと結ばれているため、財布などを入れたかばんをぶら下げても全く問題ありませんでした!!

これなら、例えばS字フックが直接かけられないようなところがあっても、ひもであれば太さを気にせず結び付けることができますね☆

でも、次に気になるのはこれだけしっかり棒に結び付いたひもを簡単にほどくことができるのかどうか…。

ほどくときはこの短いひもを左側に引っ張ると、

あら不思議、いとも簡単にさっとほどけてしまいました^^

まるでマジックを見ているみたいですよwこれなら一時的に棒にひもを結びたいときにとっても便利ですね☆

今回の「引き解き結び」は簡単に結べる以上に、ひもを引っ張ると一瞬でほどけるので、災害時などのいざという時に非常に便利です。

ただ、いきなりやろうと思っても思い出せなかったりするので、もしもに備えて日頃から結ぶ練習をしてみてください!

取材・文/JUNKO ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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