花粉の時期、ブラシでサッシや網戸掃除はNG!?プロが伝授【花粉の侵入を防ぐ掃除方法】

こんにちは!家事コツ研究員のSayaです。花粉の時期に突入しましたね。今年は花粉の飛散量が多いため、私は例年以上に症状がひどく、つらい毎日…。花粉が収まる5月まで長い道のりですよね。

この時期は、ふだんの掃除で花粉が家の中になるべく入ってこないように“花粉の入り口”を念入りにお掃除することが大切です。

ほんのひと工夫で、花粉の侵入をブロック!お掃除講師でもある私が実践する方法をご紹介します。

花粉の時期に玄関でまずやること

玄関は花粉が一番入ってきやすい場所。外から帰ってきたら、花粉をなるべく家の中に持ち込まないようにしたいですよね。

そこでまずは、玄関に入る前に外で髪や衣類についた花粉を払い落としてから家に入ります。このひと手間でも大きく違いますよ。

そして、玄関で衣類を脱ぎ、粘着シートで、花粉をとります。ブラシをかけると花粉が飛び散ってしまうので、粘着シートがおすすめです。

我が家では、玄関ドアにフックを取り付け、ハンガーに服をかけて花粉をとっています。

窓掃除のポイントは水拭き

“花粉の入り口”2つ目は窓。窓枠やレールにも花粉が付着してしまっています。この部分の掃除のポイントは水拭きです。

普段の掃除ならブラシなどを利用するかたも多いと思いますが、ブラシをかけると花粉が飛び散ってしまうので要注意。花粉が舞い上がらないよう、濡れた雑巾で拭くのが正解です。

網戸にも花粉がついているので、水拭きを行います。使い捨ての網戸用シートやウェットシートなどを使用すると拭いた後そのまま捨てることができるのでおすすめです。

換気後などはカーテンにも花粉がついています。

洗うのが一番早いですが、洗えない場合は衣類などに使用する粘着シートで花粉を取り除きましょう。粘着シートを使うのが一番簡単で効率が良い方法です。

日中のお掃除の際のひと手間

日中の掃除も、いきなり掃除機をかけると花粉やほこりが舞い上がってしまいます。

ソファなど、花粉のつきやすいファブリック系のものは粘着シートで花粉をとりのぞいてから掃除機をかけます。

シートに粘着させてとるのが一番簡単で効率が良いです。

また、粘着シートが使えない毛足の長いカーペットなどはゆっくり掃除機をかけていきます。

いつもより少しゆっくりかけることで、しっかり吸い込むことができます。

実は換気扇も“花粉の入り口”だった!

玄関や窓だけでなく、実は換気扇からも花粉が入ってきてしまいます。

キッチン、トイレ、お風呂などの換気扇は外につながっています。なので、市販の換気扇フィルターを取り付けるだけでも花粉の侵入を防ぐことができます。

我が家のキッチンの換気扇には、ラクに取り換えられるように、100均のかぶせるタイプのフィルターを使っています。

レンジフードにかぶせるだけで簡単に花粉対策ができます。普段より、こまめに取り換えるのがポイントです。

マンション住まいで換気口がある場合は、こちらも外とつながっていて花粉の侵入経路になるので市販のフィルターをつけておくと安心です。

室内の花粉も、外の花粉もフィルターでしっかりキャッチしてこまめに取り換えることで、花粉を少しでもシャットアウトしましょう。

トイレも意外と花粉がたまりやすい

花粉の時期はトイレ掃除もこまめにしています。なぜトイレなの?と思われるかもしれませんが、トイレは衣類を脱いだりするので花粉が落ちやすい場所なのです。

床や壁などをトイレ用ウェットシートでこまめに拭いて掃除します。

以前はトイレにはいると鼻がムズムズしていたことがよくありましたが、マメに拭き掃除をすることで、軽減してきました。

トイレマットなどを置いている場合は、マットの長い繊維に花粉が入り込み、花粉がたまる原因にもなってしまいます。

この時期だけでも、トイレマット等を使用しないのも一つの対策です。

トイレマットを使用する場合は、念入りに丁寧に掃除機をかけることをおすすします。

毎年、数ヶ月続く花粉の時期、本当につらいですよね。いつもの掃除をほんの少し変えるだけで、花粉の侵入を防ぐことができます。

少しでも快適に過ごせるように、ぜひ実践してみてくださいね。

写真・文/山本さやか ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。

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